公庫融資の申込書類

公庫融資について申込書類一覧を掲載します。

公庫融資の申込書類

新創業融資の申込書類は次の通りです。また、既に営業を開始している場合、財務状況を示す添付書類が必要になる場合があります。なお、提出した決算書は、勘定科目内訳書も含め、面談後に返却を受けることができます。

 

申込書類

  • 借入申込書…公庫における情報の取扱に関する同意事項にもチェックを入れる
  • 創業計画書…月次収支の見積もりを添付することも望ましい
  • 見積書…設備融資の場合は必須
  • 食品衛生組合の推薦書…生活衛生貸付の場合(設備融資300万円以上の場合)

 

個人の場合の添付書類

  • 確定申告書の写し…最近2年分のもの
  • 青色申告書決算書…最近2年分のもの(白色の場合、収支内訳書)

 

法人の場合の添付書類

  • 履歴事項全部証明書…発行から6ヶ月以内のもの
  • 確定申告書・決算書の写し…最近2期分のもの
  • 最近の試算表の写し…決算後6ケ月以上経過している場合。創業後、決算を迎えていない場合

 

申請書類

 

申込み書類の解説

借入申込書

日本政策金融公庫のダウンロードページより取得できます。白黒印刷で使えます。裏面にも確認欄がありますので、忘れずに両面を提出しましょう(片面ずつの印刷でOK)。署名については自署欄があります。

 

創業計画書(事業計画書)

審査のベースとなる資料です。大まかには、借入れを行った時点軌道に乗った時点の2つの時期について収支を記載しますが、実際に計画を審査するにあたっては少しざっくりし過ぎている印象があります。計画の確かさをアピールするには、月毎の収支(月次収支見積書)を添付するなど、参考資料を追加するのも一つの方法です。

 

見積書

店舗の改装・設備の設置を行う等、設備融資を受ける場合は、その金額に対する見積書を添付しなければなりません。食器や家具等、わざわざ見積りを取ることが難しい細かなものについては、カタログのコピー等を添付します。

 

推薦書

生活衛生貸付を申込む場合に必要です。300万円以上の設備融資を受ける場合に必要となりますが、当事務所では金額によらず添付するようにしています(交付を受けられます)。例えば、面談において公庫から300万円以上の貸付プランを提案される可能性もあるからです。なお、推薦書の申請・交付場所は下記の通りです(パピヨンプラザの敷地内です)。福岡県全体を管轄しており、郵送請求も可能です。

財団法人福岡県生活衛生営業指導センター【福岡市博多区千代1-2-4 福岡生活衛生会館3階】

 

なお、食品衛生組合に加入する場合、推薦書は不要ですが、事前に加入するには多少のリスクが伴います。組合費を支払って入会した後で、融資が下りない(開業できない)という事態になるケースがあるからです。入会を検討している場合でも慎重にご判断下さい。

 

添付書類

 

面談で求められる可能性のある書類

運転免許証

申込者の身分証明書です。

 

預金通帳

事業用(法人)のものだけでなく、代表者のプライベートのものも求められます。自己資金の確認の他、プライベートでの借入れの返済の状況等を判断されます。

 

源泉徴収票

直近の勤務状況を確認します。

 

公共料金の領収書

支払うべきものの支払いをきちんと行っているかが判断されます。最近はカードのポイントを貯める理由でコンビニ等でのクレジットカード払いをしている方もおられますが、審査での誠実性を示すためは引き落としが印象の良いところではあります。当然、滞納があれば審査には悪影響です。

 

納税証明書

法人の場合、求められることがあります。その場合、県税事務所・市役所・税務署で証明を受けたそれぞれの納税証明書を添付します。

 

 

公庫融資のよくある質問