福岡の建設業許可申請では、申請書に表紙をつけなければなりません。
ネット上には表紙がない
建設業の許可申請書は国交省でダウンロードしたり、ソフトを使ってプリントアウトしたりすると思います。
ただし、ここで注意したいのは、それら全国版の様式には表紙が付いていないということです。
表紙の取扱いは都道府県ごとに異なると思われますが、福岡県では申請書の提出には表紙が必要ですのでご注意ください!
表紙を購入する
では、表紙はどうやって入手するかというと、一番手堅い方法は、福岡県土木会館などで販売されている申請書を購入することです。
購入すると表紙もついてきます。
ただし、この難点は、『申請書の値段が意外と高い』ということです…。
表紙をもらう
そこで、『どこかで表紙を入手できないか』というと、建設業許可の申請窓口で頼めばもらえます。
ただし、この難点は、もらった用紙はそのままでは使えないことです。
その理由は、当ページを下の方で説明しますね。
表紙をダウンロードする
さて、福岡県建築指導課等のサイトでダウンロードされていればありがたいのですが、どうやら表紙はダウンロード提供されていないようです。
また、別に、他の行政書士の先生のサイトをいちいちチェックしていませんが、少なくとも私が新人だった頃には、ネット上でダウンロードを見つけることはできませんでした。
そこで、当ページでは、表紙のダウンロードを提供しますので、ご自由にお使いください!
建設業許可の表紙(個人・新規)
建設業許可の表紙(法人・新規)
建設業許可の表紙(個人・更新)
建設業許可の表紙(法人・更新)
表紙の使い方
さて、一応、表紙をダウンロード提供してみましたが、実は、建設業許可申請では、『絶対にこの用紙を使わなければならない』というルールはありません。
極端な話、白紙に挟んで提出してもOKみたいです。
ただ、1つルールがあるとすれば『A3サイズの用紙を使わなければならない』という点です。
上述の通り窓口で表紙をもらったり、上記でダウンロードなさった方は、A4版での入手となりますので、下図の通り、ご自身でA3版にコピーして使用する必要があります。
また、用紙は『厚手』のものが望ましいとされています。
実際に販売されている表紙も、少し厚手の紙です。
ここで問題となるのが、『厚手のA3でコピーする』という作業です。
A3対応のプリンタをお持ちの方にとっては何てことない作業ですが、その環境をお持ちでない方にとっては『まさかの手詰まり』を味わうことになります…。
なお、コンビニのコピー機に厚紙を持ち込む行為は『社会人としてNG』ですよ。怒られます。
ちなみに、当事務所はA3対応のプリンタを持っていませんが、すぐ近所に印刷屋さんがあり、そこにA3コピーを依頼しています。
表紙は冊子になる
「ところで、なぜA3なの?」と疑問の残る新人行政書士の方に補足します。
表紙を何に使うかというと、表紙は建設業の許可申請書を綴じる冊子になります。
なので、A4版の申請書類を綴じるために、A3版でなければならないのです。
なお、建設業許可申請書は、許可証と一緒にお客様(申請者様)の手に渡ります。
別に、A3のペラ紙を表紙にしてしまっても構わないのですが、プロとして高いお金をとって手続きをする以上、ペラペラの白紙を使うよりは『きちんとした表紙』でお客様に納品する方がいいですよ!
ちなみに、表紙は、正本だけでなく、副本(2~3部すべて)にも添付します。