ホームページの導入

ホームページはどんなものを作ったらいいのでしょう。

ここでは、ホームページ導入における、外してはいけないポイントをお伝えします。

スマホ対応

今、ホームページを導入する上で必須となる1つ目のポイントが、『スマホ対応』です。

『スマホ対応』と言っても意味が広いですが、ざっくり言うと、『スマートフォンで閲覧しやすいサイト』としてホームページを作ることです。

例えば、いちいち指で拡大しながら閲覧しなければならないサイトは、ユーザーにとって『見やすいサイト』ではありません。

 

さて、現在、多くの閲覧者は、PCよりもスマホを使ってホームページを見ています。

このため、『スマホで見にくい』ということは、多くのお客様を逃すことにつながります。

なお、あなたのサイトが『スマホユーザーにとって見やすいサイト』であるかどうかは、Googleの『モバイルフレンドリー』というサービスを使って判断することができます。

スマホユーザーが増えた今、Googleは、『モバイルフレンドリーでNGとなるサイトを検索順位で上位にしない』ということにもしていますので、WEB集客を行う場合、『スマホ対応』は必須でしょう。

SSLセキュリティ

ホームページを導入するときに外してはいけない、2つ目のポイントは『SSL』です。

https

さて、他人のホームページのURLを見ると、上記のように『sのあるなし』に気づくと思います。

この『s』は、サイトが、SSLというセキュリティに対応している証です。

もちろん、『s』のある、『https』の方が格上です。

「たかがs一文字」と思われるかもしれませんが、実は、最近まで『https』は、1中小企業が簡単には導入できないほど高額なシステムでした。

ところが、2016年頃から、SSLを安価に提供する会社が現れ始め、それと同時に、SSLセキュリティはホームページとして当然のものと考えられるようになりました。

SSLセキュリティに対応していないことは、『車検の切れた車』に乗っているようなことです。

現在、セキュリティに対応していない『http』のホームページは、閲覧したとき警告マークが表示されるようになっているので、とてもじゃありませんが、ビジネスとして顔が立つものではないでしょう。

当然、WEB集客においても、検索順位に影響します。

 

ちなみに、上記で『SSLを安価に提供する会社が現れ始めた』と書きましたが、もちろん、すべての会社がそうなった訳ではありません。

SSLは、お使いのホームページと連動してるので、『SSLだけ安い会社を使う』ということができません。

つまり、『導入するホームページによってはSSLが使えない』ということになりますので、導入の段階で選択を誤らないように注意してください。

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WordPress

ホームページを導入するときに外してはいけない、3つ目のポイントは『WordPress』です。

まず、WordPressとは、ホームページ作成ソフトのことです。

さて、前のトピックで述べたとおり、今、WEB集客で最も大切なことは、『読者が満足するホームページを作る』ということです。

その柱となるのは、もちろん、『文章の内容』です。

つまり、ホームページ運営において重要となるのは、『文章の書きやすさ(使いやすさ)』です。

ホームページを安く済まそうと思えば、書籍などを参考にご自身で1から作成することもできますが、そんな地道な努力をするよりは、『何らかのソフト』を導入して文章に集中した方がメリットが大きいということです。

 

そこで、おすすめするソフトが『WordPress』です。

WordPressは、シェアNo.1のソフトなので、ビジネスでは最もスタンダードと言えるでしょう。

機能やデザインについても充実しており、申しぶんありません。

しかも、Googleも推奨しているソフトだと言われています。

オンラインソフトなので、ネットに接続してれば外出先でスマホからでも操作できます。

ソフトを検討する

上記において、『ホームページは、書籍などを参考に1から作ることもできる』と書いたように、ホームページを運営していく手段は様々ございます。

ちなみに、ホームページを『自分で1から作る』という方法は下記のようなことです。

例えば、ホームページ上に『行政書士』という文字を中央寄せで表示させる場合、『HTML』と呼ばれる下記のような命令文を入力して表示させるのです。

マークアップ

このやり方はホームページ作りの基本ではありますが、この方法にはデメリットがあります。

それは、このHTMLという文法が、女子高生の流行語のように日々進化することです。

一世を風靡した『ちょべりば』という言葉をもう誰も使わないように、文法がすたれていきます。

例えば、同じ『行政書士という文字を中央寄せで表示させる』という場合でも、HTMLの命令文が下記のように進化しています(内容はともかく、1行から4行に増えたことはわかるでしょう)。

CSS

このため、『ホームページを1から作る』という方法を採用してしまうと、最終的には参考書1冊では済まず、HTML文法の勉強に追われることになります。

エンジニアならともかく、行政書士がこれをやろうとすると、『充実した文章を書く』という本分がそっちのけになってしまいますよ。

 

ちなみに、元IT系という経歴もあり、最初、私は、HTMLをコツコツ打ち込んでホームページを作っていました。

前述のとおり、私がWEB集客を始めたのは『WEB知識によってSEOの恩恵を受けられた時代』でしたので、『HTML』という専門的な部分まで手を加えることができたことで、私は、同期の行政書士よりもう一歩上の対策までできていたと思います。

ですが、今、ホームページの『価値(文章)』が問われる時代になり、そんな地道な努力をする意味はほぼなくなってしまいました。

また、WordPressなどのソフトを使えば、自動的に、それなりのHTMLが出来上がるようになっていますので、ソフト導入が成功への一番近道だと思います。

 

なお、私は久しく名前を聞かないですが、『ホームページビルダー』のようなソフトもあります。

オンラインではなく、ローカル(あなたのパソコン上)にインストールして操作するタイプのソフトです。

一昔前の情報しかないのでめったなことは言えませんが、私の印象としては、この類のソフトは『まともなHTMLでできあがらない』と思っています。

いかに今が『ホームページの文章が大切になる時代』とはいえど、HTMLの出来上がりがあまりにひどいと、それだけでSEOで不利になりますので、こういうソフトは私はおすすめしません。

その割に、それなりに高額だと思いますし。

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ホームページの導入

さて、WordPressをご存じない方がまず一番に知りたいことは、『導入にいくらかかるのか』ということだと思います。

どんな良いソフトでも、手が届かないなら論外ですからね。

そこで、WordPressの価格を発表しますが、なんと『無料』です!

課金するとさらに機能をアップグレードしたりもできますが、通常、アップグレードは不要です。

私も、一円も課金することなく無料版で使っています。

 

ただし、WordPressは無料ですが、『導入に1円もかからない』ということではありません。

WordPressを使うためには、『データベースの使えるサーバ』という環境が必要になるからです。

また、サーバを使うためには、『ドメイン』というものも必要になります。

つまり、あなたは、どこかの業者と有料契約を結んで、『ドメイン』と『サーバ』を準備しておかなければなりません。

ちなみに、当事務所でも、WordPressの導入をお手伝いできます。

WEB集客についても、私にできることがあれば、親身になってご相談にものりますよ。

ご興味のある方はご覧ください。

ホームページの導入

なお、商業圏でライバルとなる、『福岡の行政書士』の方は、お申込みいただけません。ご了承ください。

ホームページ導入にあたって

まず、ホームページにおける最大の注意点は、『ホームページのアドレスは、一度決めたら、絶対に変更してはいけない』ということです。

ホームページのアドレスのことを、『URL』と言いますが、このURLを変更することは、『WEB集客がゼロに戻る』というくらいのリスクが伴います。

なお、このURLは、ホームページを導入する一番初めに決定しますので、つまり、『どうやってホームページを導入するか』という選択は、絶対に誤ってはいけません。

ちなみに、私は、いろいろ遠回りしてここまできたので、これを誤っちゃいましたが…(笑)

『無料版のサービスを利用し、いずれ立派なものを作ろう』というのは、二度手間どころか、高リスクです。

URL

さて、URLにもいろいろありますが、一番かっこいいと思うのうは、上記のようなアドレスではないでしょうか。

『あなたのお名前.com』というタイプです(独自ドメイン)。

逆に、それ以外にはどんなタイプがあるのかというと、次のようなものです。

サブドメイン

例えば、NTT(プロバイダ)のホームページスペースを間借りしたり、サブドメインというタイプ(jimdoなどのサービスを利用した)の場合、このようなURLになります。

『/』や『.』が多かったり、余計な文字でアドレスがずらずらと長くなります。

つまり、「この店は、無料のホームページを使っているのでは」と見た目でバレてしまいます。

ビジネスとして信用を欠くこともあるでしょう。

なお、信用以上に、一番困るのは、『実際に、利用できるサービスに制限がある』ということです。

Googleなどが、ビジネス向けのWEB機能を新たに発足させた時に、『独自ドメインじゃないので利用できない』ということも起こります。

『独自ドメイン』の導入には多少お金がかかりますが、ビジネスとしては導入が標準だと思われます。

 

なお、独自ドメインを導入した場合、ホームページのURLだけでなく、メールアドレスもオリジナルのものを使用できるようになります。

URLやメールアドレスが、下記のようなものを利用できるようになります。

アドレス

メールアドレスについてもフリーだと、ビジネス上だいぶダサいので、やっぱりドメインは必須だと思いますよ。

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